神戸文化大ホールで5月28日(木)午後1時より「第42回親鸞聖人 報恩まつり」が開催されました。1000人を超える方々が来場くださいました。ありがとうございました。

第1部では、信行寺からも聖歌隊として多数の方が参加しました。住職は理事長としてあいさつしました。(下記内容まとめ)

『人間の本質は変わらない。鎌倉時代の人も今の時代の人も同じです。それは、欲・怒り・妬みなどから離れられないことです。その心の恐ろしさや虚しさを教えてくださるのが阿弥陀さまである。そして、欲を出し怒り悩むわたしたちの一切を引き受けて「せわーない。心配するな。まかせとけ」とおさめとってくださるのがお念仏の心である。
赤信号で止まっていたタクシーの運転手さんが、「車は来ていない、通行人も来ない、おまわりさんも見ていないけれど、仏さまだけは見ておられる。」と口ずさむ。誰も見ていなくても、仏様だけは見ておられる。その心をもって生きる生き方が浄土真宗である。』

第2部は、講題「この世を仏教で生きる」大平光代先生の講演がありました。

第3部は、二十数名による津軽三味線が演奏され、大いに盛り上がりました。

平成27年5月28日 報恩まつり